ワードプレス設定、タグ、パーマリンク
ワードプレス設定
①インストール、エックスサーバー、ワードプレス、
②パーマリンクの設定
③カスタム投稿設定
④タグ、カテゴリー設定
●●●パーマリンク設定
WordPressで記事の投稿を始める前にやっておくべき設定の一つにパーマリンクの設定があります。
SEOの観点からもこれをやっておかないと、サイトのユーザビリティを損い、検索エンジンにも優しくないサイトとなってしまいます。また、URLを途中で変更すると、それまでの被リンクやソーシャルメディアからの言及(シェア等)、検索エンジンからの認知が失われてしまいます。そのため、一度決めたら途中で変更しないことが望ましく、最初の決定がとても重要になります。
パーマリンクの設定に関しては、下記の記事を参考に設定してください。
[WordPress]パーマリンクの設定について
ただし、注意が必要なのは、パーマリンクの設定で反映されるのは「投稿」と「カテゴリー」のみとなります。
TCDテーマでも独自のカスタム投稿タイプなどを設定しているテーマも多く、その場合にはパーマリンクの設定ができません。
「カスタム投稿タイプ」や「カスタムタクソノミー」のパーマリンクは、「functions.php」のファイルをカスタマイズすることで設定できます。ただ、カスタマイズに不備があると画面が真っ白になってしまう場合もあり、リスクを考えるとテーマファイルを直接編集することはあまりおすすめ出来ません。
そこで今回は「Custom Post Type Permalinks」というパーマリンク設定に大変便利なプラグインをご紹介します。
「Custom Post Type Permalinks」のインストール
管理画面から「Custom Post Type Permalinks」を検索してインストールして下さい。
CPTP
もしくは、下記のサイトからプラグインをダウンロードし、wp-content/pluginsディレクトリにインストールしてください。
Custom Post Type Permalinks
「Custom Post Type Permalinks」の設定
インストール後、管理画面の【プラグイン】より【Custom Post Type Permalinks】を有効化してください。有効化すると「パーマリンク設定」下部に下記の画面が追加表示されます。
CPTP01
設定箇所は3カ所です。
今回はWordPressテーマ「Precious」にて設定を行いました。
パーマリンク設定
まず1つ目の設定は通常のパーマリンク設定と同様の設定を行います。Preciousでは、「お知らせ」と「商品」というカスタム投稿タイプがあり、その2つの設定が表示されています。
CPTP02
投稿IDのパーマリンクにしたい場合、以上のような設定にしましょう。また、記事毎に投稿スラッグを設定したい場合には、「/%postname%」とすると設定できます。出来る限り通常のパーマリンクの設定と合わせることをおすすめします。
タクソノミー(カスタム分類)設定
ここにチェックを入れると、カスタム投稿のタクソノミーを、一般の投稿のカテゴリーと同じようなパーマリンク構造にすることができます。必ずチェックをいれましょう。
CPTP03
タクソノミーのアーカイブ設定
カスタム投稿のタクソノミーのアーカイブページのパーマリンク設定になります。通常はこちらもチェックを入れておくと自然な挙動になるかと思います。
CPTP04
上記の設定をすると下記のようにカスタム投稿タイプでもパーマリンクが設定できるようになります。
CPTP05
以上で説明を終わります。
パーマリンクの設定は非常に重要です。しかしながら、カスタム投稿タイプの設定は複雑で、ご自身でされるとトラブルの元にもなります。このプラグインはシンプルながら必要な機能はしっかり入っており、様々なケースに対応できるようになっています。
カスタム投稿タイプのパーマリンクを設定したいとう場合にはぜひご活用ください。
●パーマリンク(permalink)
パーマリンクとは固定リンク、つまり、サイトのURLのことです。URLは途中で変更した場合、これまでの被リンクやソーシャルメディアからの言及、検索エンジンからの認知等々がオジャンになってしまうので、一度決めたら不変のものにするのが普通です。それだけに最初の決定はとても重要です。
●スラッグ
スラッグというのはURLの一部になる部分です。
パーマリンクの設定方法
WordPressダッシュボード【設定】→【パーマリンク設定】から設定します。
permalinkの種類
「デフォルト」「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」「投稿名」と任意のパーマリンクを設定できる「カスタム構造」が選択出来ます。「カスタム構造」を選ぶ場合は、下記のタグを組み合わせて設定します。例えば「カスタム構造」で「カテゴリー名/投稿名」にする場合は 「/%category%/%postname%」 と記入します。
”
%year% :投稿年
%monthnum% :投稿月
%day% :投稿日
%hour% :投稿時刻「時」
%minute% :投稿時刻「分」
%second% :投稿時刻「秒」
%postname% :投稿タイトル (投稿スラッグ)
%post_id% :投稿固有の ID 番号
%category% :カテゴリー名 (カテゴリースラッグ)
%tag% :タグ名 (タグスラッグ)
%author% :著者名
”
パーマリンクの末尾に「.html」を入れることもできます。
記事の投稿スラッグを設定
パーマリンクの中に「%postname%」を使った場合、記事毎に投稿スラッグを設定することができます。「スラッグ」というのはURLの一部になる部分です。
下図では投稿記事ページの投稿スラッグの編集をしています。「permalink」というところが投稿スラッグですね。これがURLの一部になるわけです。
投稿スラッグ
カテゴリースラッグ(タグスラッグ)を設定
次は、パーマリンクの中に「%category%」「%tag%」が入っている場合のスラッグの設定方法です。まず、カテゴリースラッグの設定方法はダッシュボード【投稿】→【カテゴリー】から【クイック編集】からスラッグを変更します。
パーマリンクを決めるときの注意点
前述した通り、パーマリンクの構造はサイト運営の序盤は気軽に変更できますが、記事数が増えてくればそうもいかなくなります。最初に永久に変更しないつもりで設定するのがベターでしょう。
そこで気をつけておきたい点をいくつか挙げておくと、まずカテゴリーをパーマリンクに入れると、後からカテゴリ名を変更できなくなる恐れがあります。他にも「年月日」もパーマリンク内に入れると、後から記事の日付を変更しづらくなるということになります。そういった後々のことを考えて設定する必要があるわけです。
●●●タグ、カテゴリー
●Simple Tags – WordPressのタグ管理を使いやすく拡張できるプラグイン
Simple Tags
このプラグインが優れている点
1.WordPressのタグ管理機能を便利に拡張できる。
2.タグの表示内容を細かくカスタマイズできる。
3.タグクラウドの表示内容を細かくカスタマイズできる。
4.タグに登録したキーワードと同一のキーワードが記事内に存在する場合、キーワードからタグのページに対して自動的にリンクを張ることができる。
5.投稿と固定ページの記事本文の下に設定したタグを自動挿入できる。
6.タグの一括編集画面を利用できる。
7.記事編集画面のタグ編集を使いやすく変更できる。
8.タグクラウドの表示位置をショートコードで指定できる。
9.プラグインの大部分が日本語化されているので分かりやすい。
●WordPressプラグイン『Term Management Tools』
少しづつ記事数増えてそろそろタグやカテゴリー整理しないとなぁと思ってました。
こりゃ便利!いい感じにWordPressのカテゴリー・タグ一括編集が出来るプラグイン
タグの一括編集:タグ一括変更の使い方もものすごく簡単です。
変更したいタグを検索。ズラッと出てきたタグを変更して【更新】するだけです。
表件数や検索したい月などフィルターをかけられる所もいいですね。
カテゴリーの一括編集:カテゴリー一括編集もまったく同じ方法です。
カテゴリーの一括編集
上部にあるメニューカテゴリーが選べるので選択して、変更・更新でOKです。
一度に変更したい記事を引き出してこれるのでこれは便利ですねー!
ブログの記事後やサイドバーなどに関連記事・同カテゴリの記事を用意してあげるとものすごく効果が高いと思います。ある程度記事数がまとまってきたらカテゴリー・タグ分けをしっかりすることによってより読者に優しいサイトになるはずなのでこういったプラグインはありがたいですね!
●カテゴリーとタグ
カテゴリーが複数の記事をグループに分類するために使用するのに対してタグは記事毎の重要キーワードを表すために使用します。
複数の記事で同じタグが使われることもあります。この場合は同じキーワードを含んだ記事が複数あるということになります。
●WordPressでカスタムタクソノミーを設定する方法
WordPressには投稿タイプをカスタマイズできる「カスタム投稿タイプ」という機能があります。そのカスタムタイプにカテゴリーを追加できるのがカスタムタクソノミーです。
カスタムタクソノミーを使う方法は「テーマを編集する方法」と「プラグインを利用する方法」の2種類ある
●カスタムタクソノミーとは
カスタムタクソノミーとは、カスタム分類とも呼ばれる機能です。これは、カスタム投稿タイプにとってのカテゴリーやタグにあたります。
最初の設定さえしてしまえば、カテゴリーやタグとほぼ同じように扱えます。
例えば、カスタム投稿タイプで「グルメ感想」というレビュー集を作っていた場合、そのタクソノミーとして「和食」「洋食」「中華」などを設定するイメージです。
カスタムタクソノミーの設定には2つの方法があるので、順番に説明していきます。
プラグインを利用する方法
テーマを直接編集するのが怖いという初心者の人は、プラグインを利用すると簡単です。今回は、Custom Post Type UIを紹介します。
表示されている項目に沿って、必要事項を入力していくだけで簡単にカスタムタクソノミーが作成できます。
気をつけたい点は、「利用する投稿タイプ」の選択です。
ダッシュボードで表示を確認すると、カスタム投稿タイプの中に作成したカスタムタクソノミーが表示されていることがわかります。
よかったね♪カスタムタクソノミーはカスタム投稿タイプを使っているととても便利な機能だから、なれないうちはプラグインを使っても使えるようになっておくと良いね!
●カスタム投稿の追加の仕方と、具体的な使用例
カスタム投稿を使えばWordPressに新しい投稿タイプを設定出来る
WordPress 3.0 より、カスタム投稿タイプが追加された。
通常だと「投稿」と「固定ページ」の2種類の投稿タイプがあるが、カスタム投稿タイプを使う事で新しく投稿タイプを増やす事が可能になる。
カスタム投稿タイプは、独立したコンテンツを作りたい場合等に便利だ。
利用例としては、普段は日記サイトとして使っているが、仕事内容の記事は別の投稿タイプを作り、カテゴリ分けやカスタムフィールド等を活用して分類したい時など。
もっと分かりやすく当サイトを例にあげると「オリジナルテーマを1から作る」というテーマの記事を書いているが、記事が増えていくにつれて不便な点が出てきた。
今回は、カスタム投稿タイプを使う事で「オリジナルテーマを1から作る」のテーマで書いていた記事を独立したコンテンツとして扱ってみる。
↑意味不明?カテゴリでは?
まあオリジナル記事移動はプラグインらしい
・Convert Post Types カテゴリ単位で記事移動が可能。
・pTypeConverter 1記事ずつ選んで記事移動が可能。
↑なるほど、独立してページレイアウト設定が出来るんだ!
それをせずにカスタム投稿するから解り難い
非常に解りやすいサイト↓ 高橋 のり
http://webdesignrecipes.com/wireframe-with-wordpress-post-type/
WordPressでサイト設計をする時に覚えておきたいポストタイプの特徴などいろいろ
WordPress WordPress Post Type
今回は実際にデザインを始める前の段階、サイトの設計やワイヤーフレーム作りをする段階のお話。WordPress で Webサイトを作る時に、設計の段階で知っておくといいかなーと思う、ポストタイプ(’post_type’)についてのお話です。
WordPressのポストタイプとサイト設計
WordPress で Webサイトを作る場合、サイト設計やワイヤーフレームをきっちり作らないと、コーディングの時に悩むことが多いんです。
WordPress のポストタイプの特徴
1その前に … ワイヤーフレームって?
2ワイヤーフレームを作る時にチェックしておきたいWordPressのポストタイプ
3固定ページも動的に使えます
4カスタムタクソノミーを使えば自由自在にコンテンツを分類できます
5カスタム投稿タイプ、カスタムタクソノミーを使うなら、プラグイン Custom Post Type UIがおすすめです!
1. その前に … ワイヤーフレームって?
まず、ワイヤーフレームって何?っていう人のために、簡単に説明しますね。ワイヤーフレームというのは、Webサイトの設計図みたいなもの。Webサイトを作るときは、まずこのワイヤーフレームを作ります。
Webサイトの構成、機能、デザインの下書きなどを、しっかり設計図として作っておけば、あとの作業がとてもスムーズにはかどるし、ページ構成などをしっかり設計しておかないと、デザイン自体できないっていう人もいると思います。例えば色々なコンテンツがあって、ページ数の多い Webサイトと、シンプルでページ数も少ない Webサイトでは、ナビゲーションのデザインひとつとっても違いますよね。
ワイヤーフレームは Webサイトの設計図。ワイヤーフレームを作るのには、いろいろな Webサービスを使ったり、スケッチブックに書いたりと人それぞれ。私はスケッチ派ですけど、他の人と共有したい時などには、Webサービスを使ったりしてます。
ワイヤーフレームを作りたい!っていう人はこんな記事がおすすめです
WebクリエイターボックスWebサイトの骨組み: ワイヤーフレームを素早く・手軽に・美しく制作する
ワイヤーフレームを作る時に便利な Webサービスなどが紹介されています。inspirationfeed25 Examples of Wireframes and Mockups Sketches
ワイヤーフレームやモックアップのスケッチがまとめられています。
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
2. ワイヤーフレームを作る時にチェックしておきたいWordPressのポストタイプ
それでは WordPressで Webサイトを作ることを前提に、Webサイトの設計図、ワイヤーフレームを作ります。でもその時に、このコンテンツはブログの投稿で、こっちは固定ページで作るなど、決めておかないと後々悩むことになってしまいますよね。
簡単な Webサイトならそんなに悩まなくても済みますが、ちょっと複雑な構成の Webサイトになるなら、どのポストタイプを使うかしっかりワイヤーフレームの段階で考えておきましょう。ご存知の通り、WordPress には複数のポストタイプがありますよね。
1ポスト (post_type == ‘post’) – 普通のブログの投稿のことです。
2固定ページ (post_type == ‘page’) – 独立した固定ページを作れる、WordPressのデフォルト機能ですよね。
3カスタム投稿タイプ (post_type == ‘任意の名前’) – WordPress 3.0 から追加された新機能です。
カスタム投稿タイプは、WordPress 3.0 から追加された新機能。カスタム投稿のおかげで、WordPress の CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)としての可能性が、ぐーんと広がったような気がします。
この 3つ(カスタム投稿タイプは複数作れるので正確には 3つじゃないですが)の投稿タイプには、それぞれ向き不向きがあったり、組み合わせて使うことできます。
それでは一個ずつ順番に投稿タイプの特徴を見ていきましょう。
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
2.1. 普通の投稿 post_type ‘post’
WordPress の一番ポピュラーな投稿タイプです。WordPress でブログを書くなら、この投稿を使いますよね。
Webデザインレシピもブログなので、この投稿を使って記事を更新しています。もちろんWordPress はブログじゃない Webサイトだって作れるので、その時にはどんな風にこの投稿を使うか、どんなコンテンツに向いているか考えなくちゃいけません。
そのために、この投稿の特徴をチェックしておきましょう。あくまでもデフォルト機能の特徴です。
投稿 (post_type == ‘post’) の特徴
カテゴリーで分類できる。
カテゴリーには親子関係を付けることができる。
タグで分類できる。
カスタムタクソノミー(後述)を使って分類することもできる。
簡単に時系列で並べられる。
抜粋が使える。
投稿自体に親子関係を付けることはできない。
もともとブログ向けに作られた WordPress ですから、ブログに必要な機能は充実してますね。もちろんブログですから、時系列に更新していくコンテンツに向いているとも言われています。
(誤解のないように補足すると、他の投稿タイプも時系列で並べるのは簡単です。)
でも、コンテンツに親子関係を付けたい場合は困っちゃいますね。投稿の分類方法は、カテゴリーとタグの両方が使えますし、カスタムタクソノミーも使うことができます(カスタムタクソノミーは機能として追加しないと使えません … 後述しますね!)。また、カテゴリーには親子関係を付けることができます。
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2.2. 固定ページ (post_type == ‘page’)
固定ページ
これも WordPress ではポピュラーな機能ですよね。特に難しい設定も必要なく、WordPress をインストールすれば、最初から使えるデフォルト機能です。このブログでも固定ページの機能をを使って 2ページほど、Aboutと、Contact のページを作っています。WordPress ユーザーにはお馴染みですね!それでは固定ページの特徴には、どんなものがあるか見てみましょう。
固定ページ (post_type == ‘page’) の特徴
カテゴリーやタグで分類できない。
カスタムタクソノミーを使って分類することができる。
ページに親子関係を付けることができる。
ページごとに違うテンプレートファイルを使うことができる!
固定ページは、静的なコンテンツに向いていると言われてますよね。親子関係も付けられるので、階層をもった静的なコンテンツ作りには向いてます。カテゴリー分けやタグでの分類ができないというのもチェックポイントですね(カスタムタクソノミーという機能を使えば、分類することはできます)。
でも必ずしも静的なコンテンツだけじゃなく、いろんな使い方があるってことにも注意が必要です!これはもうちょっと後で説明します。
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
2.3. カスタム投稿タイプ (post_type == ‘任意の名前’)
カスタム投稿タイプ
このブログでも、何度か取り上げたことがあるカスタム投稿タイプ。このカスタム投稿タイプのおかげで、CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)としての WordPress の使い勝手がとっても広がったと思います。カスタム投稿タイプは WordPress 3.0 からの新機能なので、まだあまり馴染みのない人も多いかもしれませんね。ちょっと簡単におさらいしておきましょう。
2.4. カスタム投稿タイプ、おさらい
今までの WordPress は、ふたつの投稿タイプがありました。ブログなどを更新するための投稿、ポスト(’post’ – 前述したやつです)、そして固定ページ(’page’ – これも前述したやつです)。それぞれ ‘post’ と ‘page’ という名前のポストタイプ(post_type)です。
カスタム投稿タイプというのは、自分で好きな名前で作ったポストタイプのこと。例えばこのブログ – Webデザインレシピに、ブログ記事とは別にアートやデザイン、写真だけを更新するための、ギャラリーを付けたいなーってなった時に、従来ならブログのカテゴリーに「ギャラリー」という項目をを作って、ブログで更新していくって感じでした。
でもそれだと普通の記事とギャラリーが混在してしまうし、ふつうの記事のときと、ギャラリーの投稿のときとは、ページのデザインを変えたくなったりもします。
そこでカスタム投稿タイプを使って、ブログの post、固定ページの page の他に gallery という任意の名前のポストタイプを作ります。こうすれば普通の記事とギャラリーの投稿は、きちっと分けることができるし、普通の記事とギャラリーの投稿を表示するページのデザインは、別のデザインにすることができます。
カスタム投稿タイプのある管理画面
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
カスタム投稿タイプ (post_type ‘任意の名前’) の特徴
ページに親子関係を付けることができる。
コンテンツをカスタムタクソノミーで分類できる。
カスタムタクソノミーは複数設定できる。
カスタムタクソノミーには親子関係を付けることができる。
簡単に時系列で並べられる。
カスタム投稿タイプごとにテンプレートファイルを使うことができる。
とこんな感じです。通常の投稿 ‘post’ と、固定ページ ‘page’ のいいところを両方とっちゃったって感じですよね!
また特徴の中で、カスタムタクソノミーについても記述してありますが、通常の投稿や固定ページでも、カスタムタクソノミーは使えます(私はカスタム投稿タイプ以外では使ったことがありませんが)。
嬉しいのは、カスタム投稿タイプごとに、デザインを簡単に変えられることですね!例えば ‘gallery’ という名前のカスタム投稿を作ったら、single-gallery.php というテンプレートファイルを作れば、そのテンプレートが適用されます。
テンプレートファイルについては過去記事で詳しく書いてますので、そちらも読んでみてくださいね!
関連記事
WordPressをカスタマイズするなら絶対覚えておきたいテンプレートファイルの使い方
こんな感じで、それぞれの投稿タイプの特徴を確認してみました。それでは実際にサイト設計をする上で、各ポストタイプがどんな風に使えるかいくつか例をあげてみます。
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
3. 固定ページも動的に使えます
このブログ – Webデザインレシピでも、固定ページを使って 2つほどページ(AboutとContact)を作ってますが、どっちも静的なコンテンツです。
では固定ページを動的に使うってどういうことかっていうと、例えばさっきカスタム投稿タイプのおさらいで紹介した、 ‘gallery’ というカスタム投稿タイプだけを、ブログの記事一覧みたいに表示するページや、親子関係の子ページにあたるページを表示するページを作ってみましょう。
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4. カスタムタクソノミーを使えば、自由自在にコンテンツを分類できます
カスタムタクソノミーというとちょっと難しそうですが、簡単に言うとカスタム分類。ブログでいうカテゴリー、タグといった分類を、自分で好きなように作れる機能です。厳密に言うと、投稿で使われているカテゴリーやタグも、タクソノミーのひとつです。
このカスタムタクソノミーは、投稿やページにも設定でるそうですが、私はまだ実際に試していません。でもカスタム投稿タイプでは何度も使っています。
カスタムタクソノミーは、ひとつのコンテンツに対して複数設定できます。んー?別にカテゴリーだって、タグだって複数設定できるんだから別に特別じゃないんじゃないの?って聞こえそうですが、そーいう意味の複数ではありません。
4.1. ひとつ目のカスタムタクソノミー
例えば iPhone アプリのまとめサイトを作ると仮定します。コンテンツはアプリ一個一個の紹介ということで。
まずひとつ目の分類は、アプリをタイプ別に分けることにします。カスタムタクソノミー名は、’type’ という名前にしました。
カテゴリーを表示するテンプレートタグ、wp_list_categories を使って、簡単に表示することができます。パラメータの taxonomy => type の type は、あなたがつけた分類名に変更してください。
こんな感じでアプリをタイプ別に、ブログのカテゴリーみたいに分けることができます。仮に Apple の iTunes みたいな、音楽も聴けて動画も見れるようなアプリがあったら、上の画像でいうと、エンターテイメントとミュージックのジャンルに入れますよね。これが今までのというか、一般的に、複数設定するってイメージですよね。
4.2. ふたつ目のカスタムタクソノミー
複数のカスタム分類
では iPhone のアプリを、無料、200以下、500円以下、1000円以下みたいに、価格帯で分けたい場合はどうしましょう。さっき作ったタイプの中に、無料という分類を作るのもちょっと変ですよね。
なのでふたつ目の価格帯(’price’)というカスタム分類を作ります。
そしたら今度は新着とか、ベストセラーとかでも分けたくなったとします。そしたら 3つ目のカスタム分類を作ります。新着じゃなくなったらタグを外すように、カスタム分類から外せばいいだけなので管理も簡単です。
表示するコードはさっきと同じで、パラメータを taxonomy => type から taxonomy => price としているだけです。ベストセラーだけ表示するページとか、新着だけ表示するページとか、カスタムタクソノミーを使えば簡単にできちゃいます。
サイトを設計する段階で、固定ページ + カスタム投稿タイプ + カスタムタクソノミーでできることを知っていると、コーディングの時に悩まなくてすみますね。
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
5. カスタム投稿タイプ、カスタムタクソノミーを使うなら、プラグイン Custom Post Type UIがおすすめです!
実際に WordPress のカスタム投稿タイプやカスタムタクソノミーを使うにあたっては、準備が必要です。過去記事:WordPressをカスタマイズするなら絶対覚えておきたい条件分岐やカスタム投稿タイプなどいろいろでは、functions.php に記述する方法を紹介しましたが、手軽にカスタム投稿タイプや、カスタムタクソノミーを使えて管理も簡単にできるCustom Post Type UIというプラグインがおすすめです!
WordPress Plugin Directory
Custom Post Type UI
管理画面から プラグイン → 新規追加 → Custom Post Type UI で検索すれば、簡単にダウンロード、インストールができます。プラグインをダウンロードしてインストールしたら、ダッシュボードに Custom Post Types というメニューが追加されます。
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
5.1. カスタム投稿タイプを作る
それでは試しに、galleryというカスタム投稿タイプを作ってみましょう。管理ページのメニューから、Custom Post Types → Add New を開いて投稿タイプ名とラベルを入力します。名前を付けたら Create Custom Post Type ボタンを押すだけで、ギャラリーというカスタム投稿ができちゃいます。
カスタム投稿タイプの作成
画面左側で、カスタム投稿タイプを作成します!
すると投稿とか、固定ページとは別に、ギャラリーを投稿するメニューが追加されて、コンテンツを書くことができるようになります。簡単ですぎです … 。
また、前述したように、index.php などでカスタム投稿をアーカイブ表示させるなら、Advanced Options の中の、has_archive を true にしておくのを忘れずに!
has_archive の設定
WordPress のポストタイプの特徴 目次へ
5.2. カスタムタクソノミーを作る
では次にギャラリーの中に、写真とかアートとか、デザインというように分類するための、’classify’ というカスタムタクソノミーを作ってみます。これもさっきと同じように、Custom Post Types → Add New で分類名、ラベルを入力します。気を付けるのはその下、どの投稿タイプでこの分類を使うか?というところ。
今更聞けない?「meta title 」「meta description」の設定方法
SEO対策として一番最初に行うのが、タイトルやディスクリプションの設定です。タイトルタグやメタディスクリプションは、内部SEOで最も基本かつ重要な設定の一つです。今回はタイトルやメタディスクリプションの基本的な考え方と設定方法について解説します。
「meta title」とは
titleとは、コンテンツのタイトルとなります。以下の様に検索結果に表示される一番重要な部分です。
titleは検索エンジンが最も重要にする要素です。ここにキーワードが入っていないと検索結果に表示されません。そのため、ここの設定を見直す事で検索順位が一気にあがることもあります。それでは設定方法について解説します。
「title」 タグの設定方法
titleの文字数は30⽂字程度で設定して下さい。タイトルの文字数が多いと省略されて表示されることがあり、何のサイトか分かりにくくなります。そのため、titleは検索されたいキーワードを含めたシンプル・分かりやすく記述するのがポイントとなります。
ページタイトルが、titleタグとは別のものに書き換えられる場合
通常検索結果にはtitleタグの記述が用いられるようになっています。しかし、検索されるキーワードによってはそのページのtitleタグがそのまま表示されるのが最適ではないケースも多くあります。そのためGoogleが自動的に最適化して表示する場合があります。その場合には、そのページのmetaタグやhタグ要素などの情報から、代わりとなるページタイトルを自動で生成し書き換えることが起こります。
希望しないタイトルに変更された場合は以下のような方法で改善できます。
全ページにtitleタグを記述する
そもそもtitleタグが無いページが検索された場合には表示する情報がないため、Googleが書き換えすることになります。全ページにtitleタグを設定しましょう。
キーワードを入れすぎない
同じキーワードを何度も繰り返して使用した場合、検索エンジンからスパムと認識される可能性もあり検索順位が下がる可能性があります。同じキーワードは1語、多くても2語までにしましょう。
ページ事にタイトルを変える
全ページに同じtitleタグで記述している場合や、各ページを少し変えただけのtitleタグを記述している場合はタイトルが書き換えられる可能性があります。各ページ毎のテーマに合ったtitleタグを設定し、重複させないことでタイトルが書き換えられる可能性を低くできます。
「meta description」とは
meta descriptionは検索エンジンに伝える、「ページの概要説明」です。以下のように検索結果に表示されます。
title02
メタディスクリプションはタグ自体にはSEOとしての効果がないと言われていますが、最適なディスクリプションを設定することでサイトへのクリック率を高める事ができます。メタディスクリプションに予め文章を入力しておく事で、検索結果に表示される文章をコントロールしましょう。尚、設定しなかった場合は、googleが自動的に記事の中から抜粋し表示してくれます。
「meta description」 タグの設定方法(HTMLとWordPress)
descriptionの文字数は長くても120文字程度にしましょう。先ほども記載しましたが、descriptionタグ自体にSEO効果はありませんので、キーワードやテキストを詰め込まず、検索したユーザー惹き付ける文章にすることを意識しましょう。
TCDテーマにおける「meta title」と「meta description」の設定方法
ワードプレスで「meta title」や「meta description」を設定する場合には、通常は「All in one SEO Pack」などのプラグインが必要となります。しかし、TCDテーマでは、各投稿ページに容易に「meta title」と「meta description」を設定できるようにテーマが作成されています。
下記がTCDテーマの設定画面です。ここにテキストで設定したい内容を入力するだけで設定が出来ます。
title03
”
「All in one SEO Pack」を使用される場合がプラグインが干渉し不具合が発生する可能性がございますのでご注意ください。
”
「meta keyword」とは
meta keywordsはSEO的には影響がないと言われているタグです。何故なら、Googleがサポートしているメタタグにも含まれていないためです。
ちなみに、Googleがmeta keywordをサポートしなくなった理由は、コンテンツと関係ないキーワードをmeta keywordに記述するというスパムが広まったことが大きな原因です。将来的にはどうなるかわかりませんが、今の所記載の必要は不要かと思います。
「h1」タグについて
h1は文章における「大見出し」となります。HTML5では、h1タグも複数設定することができるようになりました。ただし、SEO的な観点でいえば、HTML5になってもh1はなるべく1つとすることをお勧めします。
H1タグがロゴに使われている理由
TCDシリーズ各テーマではH1タグをロゴに設定しておりますが、SEOを考慮してH1タグを記事の見出しに使いたいというお問い合わせをいただくことがあります。H1タグを記事見出しに使うことがSEOに効果が有るか否かに関しては意見が分かれるところではあります。
厳密な見出しタグのルールによると、H2タグやH3タグの後にH1タグを表示する事は、文章の構造上間違っていると判断されます。これはSEOとして不利になる可能性があります。
見出しタグのルールにつきましては、以下のサイトを参考ください。
・見出しタグ(h1~h6)の正しい使い方。使用上のルールとは?
弊社テーマでは、ロゴよりも前に文章や見出しがないことから、文章構造ミスを生じる可能性を最小限にするために、H1タグをロゴに設定するという仕様としています。私たちは、H1タグを不自然な形で表示するのではなく、デザインに沿った自然な表示方法を選択することが、長期的に見て最も有効なSEOであると考えています。
※SEOに関しては、あくまでも弊社としての考え方であり、その効果を約束するものではありません。
まとめ
以上でタイトルやディスクリプションの解説を終了いたします。これを機に、SEOの基本的となるキーワードなどを見直してみてはいかがでしょう。しかし一番のSEO対策はやはりユーザーにとって効果的で良質な記事を書く事だと思います。弊社ではこれからもユーザーの皆様のお役に立てる記事を書かせていただきます。